山内2回降板も…九州共立大 乱打戦制す

[ 2009年6月11日 06:00 ]

<九州共立大・国際武道大>3回途中2失点で降板する山内(左)

 【全日本大学野球選手権・九州共立大10-9国際武道大】九州共立大が、両チームで27安打の乱打戦を制し03年以来3大会ぶりの初戦突破を果たした。先発のプロ注目左腕・山内が5月31日の紅白戦で痛めた右脇腹肉離れの影響もあり、2回途中2失点で降板すると試合は一気に荒れ模様。4点を追う6回に逆転二塁打を放った斎藤は「リーグ戦は山内に助けてもらった。何とかしたかった」と息を弾ませた。就任30年目の仲里監督は「何年やっても野球は難しい」と疲れ切った表情だった。

 <国際武道大 福田よもやの乱調>今春千葉県大学リーグで5勝を挙げた左腕・福田が4回3失点とよもやの乱調。後続投手陣も崩れて逆転負けで初戦敗退となった。打線は16安打を放ったものの、岩井監督は「3点ゲームかなと思っていたので打撃戦は想定外だったが、リーグ戦より選手は打った。よくやったよ」とサバサバした表情だった。

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2009年6月11日のニュース