ドラフト1位の166キロ腕 交渉決裂なら日本へ?

[ 2009年6月11日 09:40 ]

米大リーグ新人選択会議で、ナショナルズが全体の1位で指名したサンディエゴ州立大のスティーブン・ストラスバーグ投手

いの1番166キロ腕 50億円要求

 全米注目の右腕が日本でプレーするかも? 9日から始まった米大リーグの新人選択会議(ドラフト会議)で、ナショナルズに全体の1位で指名されたスティーブン・ストラスバーグ投手が、日本球界でプレーする可能性が出てきた。
 AP通信によると、代理人を務めるスコット・ボラス氏は、総額5000万ドル(約49億円)とされる要求が受け入れられなかった場合「あらゆる可能性を検討して次のステップを考える」としており、米独立リーグか日本球界でプレーして翌年のドラフト会議を待つ可能性を示唆しているという。
 レッドソックスの松坂大輔投手の代理人としても知られるボラス氏は、過去にも契約要求が受け入れられなかった有望選手を独立リーグで1年間「浪人」させるなどしている。サンディエゴ州立大で今季13勝1敗、防御率1・32と抜群の成績を残し、メジャーでも即戦力との呼び声が高いストラスバーグ投手の契約交渉は、今後も目が離せそうにない。(共同)

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2009年6月11日のニュース