松井秀、寒いNYへ「対策します」

[ 2009年4月1日 09:05 ]

左ひざの治療後、記者の質問に答えるヤンキース・松井秀

 休養日を与えられたヤンキースの松井秀は、9月に手術を受けた左ひざの治療を受けただけで、球場を後にした。

 1日(日本時間2日)のフィリーズ戦後にニューヨークへ移動し、新装されたヤンキースタジアムで3、4日にカブスとのオープン戦に臨む。「寒さ対策はします」と気温30度を超えるタンパの球場通路で話した。
 2007年4月、左太もも裏を痛めて故障者リスト入りした。気温5度前後と悪条件の試合だった。万全だと自負していた試合前の準備に、さらに力を入れるきっかけとなった。
 球場入りすると温水浴で体を温め、両脚に血行を良くするクリームを塗り込む。サイクルマシンで軽く体を動かし、その後にストレッチを始める。各種の補強運動に取り掛かるのは、その後だ。
 「(オープン戦の)数字は悪いけど、自分が感じている状態としては悪くない」と打撃に不安はない。戦いながら左ひざをどこまで回復させられるか。気温の低いシーズン序盤の乗り切り方が鍵となる。

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2009年4月1日のニュース