プロ18年目で初!木田、開幕ローテ入り

[ 2009年4月1日 06:00 ]

イースタン巨人戦で6回5安打1失点と好投した木田優夫

 【ヤクルト8-3巨人】ヤクルトの木田優夫投手(40)がプロ18年目にして初の開幕ローテーション入り。開幕2カード目の8日中日戦(神宮)に先発する。この日はイースタン巨人戦(ジャイアンツ球場)で先発して6回1失点の好投。万全の状態で最終調整を終えた。亀井に一発こそ浴びたが、失点はそれだけ。無四球とほぼ完ぺきな内容に「順調です。バランス的にも良かった」と木田は手応え。先発で開幕を迎えることに「期待してもらってるのはうれしいし、チームの力になりたい」と語った。

 荒木投手コーチは「木田は先発5番手に入っている」。先発はメジャー時代の03年以来だが、国内ではオリックス時代の98年8月2日の近鉄戦以来11年ぶり。さらに、開幕ローテーション入りは87年に入団した巨人から1度もなく、40歳にして“初体験”だ。
 今オープン戦は巨人戦2試合に先発し、計11回で自責点2。2軍相手とはいえこの日も“Gキラー”ぶりを発揮。シーズン2度目の先発予定となる15日は古巣との対戦も待っている。夜には選手の決起集会に参加。チーム最年長のベテランが開幕ダッシュを演出する。

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2009年4月1日のニュース