今村の無失点止まっても…清峰、決勝進出!

[ 2009年4月1日 11:05 ]

<報徳学園・清峰>先発し力投する清峰・今村

4番山崎が全4打点!清峰、投打ガッチリ

34イニング目の初失点も…今村「切り替えた」

「力みあった」好調の平本も今村打てず

 第81回選抜高校野球大会第11日は1日、甲子園球場で準決勝を行い、第1試合では清峰(長崎)が報徳学園(兵庫)を4―1で下し、準優勝した2006年以来、3年ぶりの決勝進出を決めた。
 清峰は、この試合前まで26回を投げて無失点の今村が先発。8回に1点を失い、甲子園での連続無失点は「33」で止まったが、6安打9奪三振と力投した。
 清峰は2回、4番・山崎のソロ本塁打で先制し、さらに3回にも山崎の中前適時打で2点を追加。山崎は5回にも右前適時打を放ち、4打数4安打4打点、1人でチームの全打点を叩き出す活躍だった。
 大会通算21塁打の大会記録をつくった報徳学園の平本は、この日は5番で出場したが、4打数無安打に終わった。

 ▼清峰・吉田監督「相手のイメージ通りの作戦(エンドラン)をうまくしのぎ、雰囲気がさらによくなった。山崎の努力の成果をうれしく思うし、今村もいつも通り強弱をつけてしっかり投げてくれた。甲子園の芝と土を見て感動したが、(決勝では)そのことに感謝してもう一回野球をやりたい」

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2009年4月1日のニュース