福留1号「進歩した」 WBCは「過去」

[ 2009年4月1日 06:00 ]

<カブス・ロイヤルズ>打席へ向かう際、笑顔を見せるカブス・福留孝介

 【カブス8―8ロイヤルズ】カブスの福留がメジャー2年目の開幕に向けて弾みをつけた。ロイヤルズ戦に2番・中堅で先発し、9回1死からオープン戦1号となる右越え2ラン。外角の緩い変化球をうまくさばいての一発に「去年できなかったことが1つできたなって感じ。(昨季は)手を前に投げ出せなかった。1つ進歩した部分なのかな」と自画自賛していた。

 WBCでは正中堅手を任されながら、打撃は20打数4安打と消化不良に終わった。それでも「数字が出る出ないはいろいろある」とすでに気持ちは切り替わっている。8回の守備では太陽を真っ正面に見る右翼手を気遣って深追いし、右中間の飛球を落球。失点につながる失策を犯したが、直後の打席で“汚名”を返上し「守りは守り、打つのは打つであまり気にしない」と話した。

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2009年4月1日のニュース