菊池「体が壊れてもいい」今村「疲れはほとんどない」

[ 2009年4月1日 20:50 ]

 頂点に立つのは3年ぶり決勝進出の清峰か、東北勢初の優勝が懸かる花巻東か。決戦前日の表情は――。

 ▽清峰
 一足先に決勝進出を決めた清峰は、宿舎に戻ってシャワーを浴びるなど思い思いに過ごした。
 エース今村は準決勝までほぼ1人で投げてきたが「疲れはほとんどない」ときっぱり。相手は小技が得意とあって「しっかりコースを突いて失敗を誘いたい」と言い、気合が入っていた。
 準決勝でソロ本塁打を含む4安打4打点と大活躍した4番の山崎は、花巻東の好投手、菊池との対戦に「追い込まれたらピンチなので、早めに打ちたい」と力を込めた。

 ▽花巻東

 宿舎に戻った後、花巻東は温泉施設で疲れを癒やした。
 準決勝を完投したエース左腕の菊池は「疲れはあるが、言い訳にならない。しっかり投げたい」と力強かった。救援した準々決勝から3日連投にも「絶対に勝ちたい。体が壊れてもいい」と闘志をむき出しにした。
 東北勢として初の甲子園大会制覇に王手をかけた。川村主将は「ここまできたら負けるわけにはいかない。どんな形でもいいから優勝したい」と決意を口にした。

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2009年4月1日のニュース