ドラフトの目玉“松坂級”の50億円要求?

[ 2009年4月1日 15:49 ]

 ことし6月の米大リーグ新人選択会議(ドラフト会議)で、全体の1位指名の最有力候補とされるステファン・ストラスバーグ投手(サンディエゴ州立大)が、総額5000万ドル(約49億5000万円)を要求するかもしれないと、専門誌スポーツイラストレーテッド(電子版)が伝えた。

 「最近、1試合で100マイル(約161キロ)以上を14球記録した」「10年に1人の逸材」と評価される右腕。アドバイザーは、レッドソックスの松坂大輔投手の代理人でもあるスコット・ボラス氏で、松坂の6年総額5200万ドルと同等の条件を要求するのではないかとみられている。
 そうなれば、2001年にカブスが指名したマーク・プライアー投手の1050万ドルなど、過去の高額ドラフト契約をはるかに上回る。
 1位指名権を持つナショナルズのスタン・カーステン球団社長は「最良の選手を獲得したい」としながらも、最良が誰かについては口を閉ざす。「ドラフト制度は40年にわたって維持されてきたが、1人の選手が出てきたからと言って、野球界が変わりはしない」と指名に含みを持たせた。(共同)

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2009年4月1日のニュース