ルーキー古田康は6回1/3、11K無失点!

[ 2009年3月12日 06:00 ]

<明治安田生命・日本通運>7回途中まで投げ、日本通運打線を零封し好投した明治安田生命・古田康

 【明治安田生命3-0日本通運】明治安田生命のルーキー古田康が大仕事をやってのけた。竹内監督が「(8年間の)監督人生で記憶にない」というシーズン開幕戦の新人先発起用。京滋リーグ・佛教大で通算21勝の実力派右腕は、6回1/3を6安打11奪三振無失点で期待に応えた。この日は最速138キロの直球を見せ球に、得意のスライダーで6回無死一塁から3者連続三振もマーク。「先発はきのう(10日)言われ驚いた。11三振は人生初です」と笑顔の古田康を「チーム合流から落ち着きがあったので使った。素晴らしい投球」と指揮官も絶賛していた。

 <日本通運 プロ注目の阿南不調3失点>プロ注目左腕・阿南が6回1/3を6安打3四死球3失点とピリッとせず。打線も2投手の継投策に零敗を喫し、4年ぶりの初戦敗退となった。昨年は野本(中日)を擁し4強に進出。今大会も投手に駒がそろい、4度目の優勝も狙える戦力だったが、神長監督は「初戦の硬さが出た。先制点を取れれば流れが変わったんだが」と肩を落とした。

続きを表示

2009年3月12日のニュース