青木がチェンジ!お尻で飛ばす越中打法

[ 2009年2月2日 06:00 ]

グラブをはめ打撃練習に備える青木宣親

 ヤクルト・青木が“越中打法”でWBCに臨む。フリー打撃では45スイング中サク越えは1本も、広角に打ち分け仕上がりの良さを印象づけた。昨秋にトレーナーから「股関節を使うというのは、要するにお尻の動き」という説明を聞き、06年WBCで見たイチローの腰の使い方と一致していたことに着目。オフは股関節周りを重点的にウエートトレーニングで鍛え「お尻を締めると腰が出てくる」という体の作用を習得した。ヒップアタックで有名なプロレスラー・越中詩郎ばりの力強いヒップで鋭い打球を飛ばし、高田監督も「昨年と全然違う。軸をしっかりさせてしっかり振っている」と称賛。青木は「僕は出っ尻なので腰痛が出やすかったが、前より痛みが減った。体を鍛えることで技術練習にスムーズに入っていける」と笑顔を見せた。

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2009年2月2日のニュース