どうする?井川、事実上の戦力外通告

[ 2008年7月27日 08:21 ]

井川慶投手

 米大リーグ、ヤンキースは26日、井川慶投手(29)を大リーグ昇格の前提となる40人の登録選手枠から外すと決めた。事実上の戦力外通告とみられる。ブライアン・キャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)が同日、明らかにした。

 阪神からポスティング制度でヤンキースに入団した井川は、5年契約の2年目。昨季は14試合登板、2勝3敗、防御率6・25だった。
 2試合の登板にとどまっている今季は0勝1敗、防御率13・50。現在は傘下3Aスクラントンに所属している。
 ヤンキース・キャッシュマンGMは「決断が必要だった。故障者リストから上がってくる選手もいるし、戦力を考え、井川の契約も考慮して判断した」と述べた。

 ▼ヤンキース・井川慶投手の話 代理人からは“他球団でプレーできるチャンスが広がった”と言われています。(日本に)戻る気は全くありません。このままマイナーで調整し、アメリカでメジャーに上がるチャンスをつかみたい。(共同)

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2008年7月27日のニュース