福留、「H」を素直に喜ぶ 後半戦3度目のマルチ 

[ 2008年7月27日 08:18 ]

マーリンズ戦の10回、中前打を放つカブスの福留

 米大リーグ、カブスの福留孝介外野手は26日、シカゴでのマーリンズ戦に「8番・中堅」で出場し、4打数2安打だった。内容は遊撃内野安打、四球、空振り三振、中前打、空振り三振で打率は2割7分8厘。チームは延長12回、2―3で敗れた。

 延長10回、真ん中の直球を中前にきれいにはじき返した。カブスの福留は後半戦に入って3度目の1試合2安打を記録した。
 1本目は2回の遊撃内野安打。外に逃げていく速球をバットの先に当てた打ち損じに見えた。それを「(張りは)もう、ない」という脚で必死に走って安打にした。福留は「Hのランプがスコアボードにつくのは、走れているということ」。結果を素直に喜んだ。
 打撃内容がよかったのはもちろん2本目の安打。だが、故障していた脚をかばわずに走った内野安打も大きな収穫だ。この日の打撃を福留は「全体的に悪い感じはしていない」と振り返った。体調が上向くにつれ、打撃にも手応えを感じ始めている。(共同)

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2008年7月27日のニュース