岩村の中前打で勢い レイズ競り勝ち

[ 2008年7月24日 09:14 ]

 米大リーグ、レイズの岩村明憲内野手は23日、セントピーターズバーグで行われたアスレチックス戦に「1番・二塁」で出場、4打数1安打だった。内容は中飛、中前打、空振り三振、一ゴロで打率は2割7分7厘。チームは4―3で勝った。

 岩村が4回、チーム初安打となる中前打を放った。アスレチックスの先発スミスの前に3回まで1人の走者も出せない。だが「打席の中で意識してやっていることはいつも一緒」と焦りはなかった。2―0から粘って10球目を中前に運んだ。これで後半戦6試合すべてで安打を記録した。
 この日もレイズは接戦を制し、100試合目で59勝。後半戦スタートの本拠地6試合で4勝2敗と貯金を増やした。「どうしても勝たなきゃいけない試合だった」と岩村。次は大きく負け越しているロードゲームの7連戦。その後にも遠征はたくさん残っている。「まだまだやることは一緒。あと62試合悔いの残らないようにやりたい」。岩村は気持ちを引き締めるように言った。(共同)

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2008年7月24日のニュース