佑ちゃん以来だ!早実、9回猛攻で決勝進出

[ 2008年7月24日 11:21 ]

 高校野球の西東京大会は24日、神宮球場で準決勝が行われ、第1シードの日大三に一昨年の甲子園優勝校の早稲田実と対戦。早実は2点リードを許すも、8回に同点に追いつくと、9回に4点を入れ、6-2で勝ち、斎藤佑樹投手(現早大)を擁し、全国制覇した06年以来、2年ぶりに決勝へ進出した。

 日大三は5回裏、早実の1年生投手・小野田から犠飛で先制点を挙げると、6回から登板した同じく1年生の鈴木を攻め7回、2死一、二塁から右越え適時打で1点を追加した。しかし、守備の乱れが絡み8回に同点にされた。
 早実は9回、2死満塁でキャプテンの徳井の中前2点適時打で勝ち越し。さらに林が右越え二塁打を放ち2点を追加して勝負を決めた。
 殊勲の徳井は「こういった場面で打つために練習してきた」と会心の笑み。和泉監督は劣勢の展開にも「このまま終わるとは思っていなかった」という。ナインは期待に見事に応えた。
 決勝の相手は壮絶な打撃戦の末、8-7で日大二に逆転サヨナラ勝ちした日大鶴ケ丘となった。

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2008年7月24日のニュース