スクイズ失敗…ドラマは終わらなかった

[ 2008年7月24日 09:43 ]

 【神戸弘陵1-0神港学園】スクイズ失敗が一転、失策でサヨナラ勝ちになる劇的な幕切れだった。東兵庫大会準決勝に勝った神戸弘陵の石原監督は「ビックリしました。信じられません」と嬉し涙を浮かべた。9回1死一、三塁でドラマが起きた。

 7番・寺本のセーフティ・スクイズで三塁走者が挟まれタッチアウト。これでプレーは途切れたように思われたが、一塁走者・岩下が二塁を大きく回っており、神港学園の捕手・堀尾が二塁ベースカバーに入った中堅・村井に送球した。ところが、村井は岩下と交錯し捕球できなかった(記録は捕手の失策)。無人の外野にボールが転がる間に走者がサヨナラのホームを踏んだ。
 「運があると思うので、決勝でもこの運を運べるようにしたいです」とは岩下。勢いを味方に報徳学園との決勝戦に挑む。

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2008年7月24日のニュース