広陵 7点差ひっくり返し昨夏雪辱へ

[ 2008年7月24日 06:00 ]

 【広陵12―10総合技術】昨夏甲子園準優勝、伝統校が底力を見せつけた。広陵が7点差をひっくり返して、2年連続の甲子園切符をつかんだ。3回に先発の中田が四死球から3失点し逆転を許すと2番手の前田も流れを止められず、4回を終え2―9。しかし、林主将が「ミスはあったが下を向くのは誰もいなかった」と振り返った通り、直後の5回に7点を奪って一挙に同点。6回には敵失で勝ち越し、逃げ切った。試合終盤には「(逆転された)昨夏の決勝がよぎってしまった」と苦笑いした中井監督は、「チャンスがある以上、一戦必勝で宝物を取りにいきたい」と力強く話した。

 ◆広陵(広島)1896年創立。ボクシング部やテニス部も全国レベル。

続きを表示

2008年7月24日のニュース