坂口 和歌山大会の新記録の4戦連発

[ 2008年7月24日 06:00 ]

 【智弁和歌山7-2串本】乾いた金属音がチームを覆っていた暗雲を振り払った。1点を追う7回2死一、二塁で智弁和歌山の4番・坂口が、弾丸ライナーでバックスクリーン左へ逆転3ラン。これで4試合連続、大会4発はいずれも和歌山大会の新記録だが、本人は「走者を還すつもりで打った。4戦連発?たまたまです」と淡々だ。高校通算は25本塁打だが、阪神・畑山スカウトも「ここぞの場面で打てるんだからスター性もあるね。飛ばす能力はトップクラス」と評価した。決勝戦では4年連続16度目の夏切符とともに、5戦連発の偉業にも挑む。

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2008年7月24日のニュース