五輪野球 日本は強豪キューバと初戦

[ 2008年5月21日 01:15 ]

 国際野球連盟(IBAF)は20日、北京五輪の1次リーグ試合日程を発表し、日本は8月13日午後7時(日本時間同8時)からの初戦で強豪キューバと対戦することになった。

 北京五輪の野球には8カ国・地域が出場。日本はキューバに続き、台湾(14日)、オランダ(15日)、韓国(16日)、カナダ(18日)、中国(19日)、米国(20日)の順で1回戦総当たりの1次リーグを戦い、カナダ戦を除いた6試合はナイターで行われる。1次リーグの上位4チームが22日の準決勝に進出し、決勝は23日に行われる。
 星野仙一監督が率いる日本は全員がプロ。1992年バルセロナ大会で野球が正式競技に採用されてから、初の金メダル獲得を目指す。

 前回のアテネ大会を含めて過去3度、金メダルを獲得したキューバと1次リーグの初戦で対戦することになった。準決勝進出に向けて勝利でチームを活気づかせたいところだが、敗れたとしても続く台湾戦に向けて引きずらないことが肝要だ。
 星野監督が、キューバ以外に金メダル候補に挙げる米国とは最終戦で対戦。成長株のマイナーリーグ選手を中心とした編成が予想され、シドニー大会以来2大会ぶりの優勝へ力が入っている。日本は米国戦までに準決勝進出を確定させたい。
 日本は7試合中6試合でナイトゲームが組まれた。テレビ中継を望む日本の要望を考慮した日程だが、真夏の炎天下でのプレーに慣れていないプロ野球選手にとってもメリットが大きいといえる。(共同)

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2008年5月21日のニュース