星野監督吠えた!虎2軍で実戦指揮

[ 2008年5月21日 06:00 ]

采配をふるった阪神が勝利をおさめナインを迎える日本代表・星野監督(右端)

 8月の北京五輪に出場する日本代表・星野仙一監督(61)とコーチ3人が20日、甲子園で行われたウエスタン・リーグ阪神―広島戦で采配を振るった。実戦勘を取り戻すのが狙いで、この日は阪神を指揮した。

 「ユニホームを着ると雰囲気も分かる。試合をできたことが収穫。勘も含めてね」。山本守備走塁コーチが三塁ベースコーチ、大野投手コーチは投手交代でマウンドへ、田淵ヘッド兼打撃コーチも各打者へ狙い球などの指示を出した。指揮官は6回には三盗を許した鶴に怒り、代打・清水のバスターエンドランが投ゴロ併殺になると「センター(投手)に返すもんじゃねえ!」と吠えた。
 サインミスもあったと反省するが、現在ウエスタン最下位の阪神で逆転勝利。星野監督が指揮した試合は、昨年8月のプレ五輪(北京)前の練習試合から15勝2分けとなって“不敗神話”も継続した。21日は広島側で指揮を執る。

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2008年5月21日のニュース