星野監督「キューバに勝てば勢いつく」

[ 2008年5月21日 10:48 ]

 北京五輪の1次リーグ初戦でキューバとの対戦が決まった野球日本代表の星野仙一監督は21日、甲子園球場で「金メダル候補のキューバに勝てば勢いがつく。最初からムチを入れていかないといけない」と語り、気持ちを引き締めた。

 五輪の野球は8カ国・地域が出場。日本は8月13日午後7時からのキューバ戦に続き、台湾(14日)、オランダ(15日)、韓国(16日)、カナダ(18日)、中国(19日)、米国(20日)の順で1回戦総当たりの1次リーグを戦う。カナダ戦を除く6試合はナイターで実施。上位4チームが22日の準決勝に進み、23日に決勝が行われる。
 星野監督はキューバのほか、台湾、韓国に対しても警戒。金メダル争いでライバルになる米国とは最終戦での対戦となり「ひょっとしたら最後までもつれるケースがあるんじゃないか。楽な展開にはならない。全試合が競り合いになる」と厳しい戦いを予想した。
 全員プロで臨む日本は、1992年バルセロナ大会で正式競技に採用されてから初となる金メダル獲得を目指す。

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2008年5月21日のニュース