2軍戦指揮、星野監督不敗守る

[ 2008年5月21日 17:28 ]

ウエスタン・リーグ、阪神―広島戦で広島を指揮する野球日本代表の星野監督。奥は田淵コーチ

 野球日本代表の星野仙一監督は21日、甲子園球場で行われたウエスタン・リーグ、阪神―広島9回戦で広島を指揮した。阪神を率いた前日に続き、北京五輪に備えて実戦感覚を養った。

 4―2の9回にスクイズを指示するなど、1点にこだわる姿勢をあらためて示した指揮官は「こちらが練習させてもらった」と満足そうに2日間を振り返った。
 試合は6―2で勝利。代表監督就任以来、練習試合を含めて16勝2分けと依然負けなしが続き「本番でもそういきたいけどな」と笑顔を見せた。
 星野監督は6月27、28日にも同カード(甲子園)で指揮を執る予定。

 ≪有意義だった山本コーチ≫負担の大きい山本浩二守備走塁コーチにとっても有意義な2試合になったようだ。試合前練習ではずっとノックを行い、試合中は三塁コーチとして星野監督のサインを選手に伝達した。昨年12月のアジア予選以来のコーチ業で体中が筋肉痛になったというが「実際に試合でやっておいて良かった。収穫があった。ゲーム感覚がつかめるからな」と満足そうだった。

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2008年5月21日のニュース