立命大 近大破りV望み/関西学生野球

[ 2008年5月12日 18:22 ]

 関西学生野球リーグ第6節第2日は12日、大津市皇子山球場で2回戦の2試合を行い、立命大が5―1で近大を破り、1勝1敗となった。近大が勝てば2季連続制覇が決まる一戦だったが、優勝の行方は第7節以降に持ち越しとなった。

 立命大は打線が11安打を放った一方、田中宏和(3年・大垣北)が完投し、優勝に望みをつないだ。
 同大は6―5で関学大を下し、2連勝で勝ち点2とした。

 ≪復活エースが立ちはだかる≫負ければ近大の優勝が決まる一戦で、立命大の田中宏が立ちはだかった。1失点で完投し「腕を振ることを心掛けた。初回から飛ばしていった」と笑みを浮かべた。
 4月12日の試合で右中指のまめをつぶし、戦列を約1カ月も離れていた。頼れる右腕の復活に、松岡監督は「スタミナ、試合勘を心配していたが、うまく調整してくれた」とエースを褒めた。
 一方、敗れた近大の榎本監督は「優勝という化け物と試合をしていた。選手がガチガチだった」と完敗を認めた。

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2008年5月12日のニュース