福留 34試合ぶり2号はとどめの一発

[ 2008年5月12日 06:00 ]

ダイヤモンドバックス戦の7回、左中間へ2点本塁打を放つカブス・福留

 【カブス7―2ダイヤモンドバックス】カブスの福留孝介外野手(31)が10日(日本時間11日)、ダイヤモンドバックス戦で2号2ランを放ち、チームを勝利に導いた。7回、4得点で逆転に成功し、なお2死一塁。3番手右腕メダーズの145キロ外角直球をとらえた。打球は緑に芽吹き始めたツタのフェンスを越え、左中間スタンドへ消えた。今季最多4万1567人で埋まった本拠地が「フクドーメ」コールで包まれた。

 「自分の結果がすべてじゃない。手応えはまだまだ。勢いで打たせてもらったようなもの」。控えめな言葉を並べたが、4カードぶりの勝ち越しを決定付ける一発がうれしくないわけがない。3月31日の開幕戦以来、34試合151打席ぶりのアーチ。日本時代も含め自己最長ブランクを断ち切った。得意の本拠地では打率・438。開幕戦では「It’s Gonna Happen(さあ何かが起こるぞ)」が誤訳され「偶然だぞ」と書かれたボードが舞ったが、この日は福留を特集した4月30日発売の米誌「スポーツ・イラストレーテッド」が表紙で訳した「絶対やれる」の日本語ボードが多数揺れた。
 和枝夫人からは生後5カ月の長男・颯一(はやと)くんの写真が毎日携帯電話に届く。愛息の写真を見て活力を補給。“母の日”アーチは日本で母として息子を支える夫人へ最高のプレゼントとなった。試合前には地元菓子会社が選ぶチームの4月月間MVPを受賞した。快進撃は5月を迎えても止まる気配はない。

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