原沢が七戸破って初優勝 GS東京大会100キロ超級

[ 2015年12月6日 19:58 ]

 来年のリオデジャネイロ五輪代表選考会の一つである柔道のグランドスラム東京大会最終日は6日、東京体育館で男女計5階級が行われ、男子100キロ超級決勝は全日本王者で23歳の原沢久喜(日本中央競馬会)が世界選手権2年連続2位で27歳の七戸龍(九州電力)との延長戦を制し、初優勝した。日本勢の同級制覇は6年ぶり。ロンドン五輪代表の上川大樹(京葉ガス)は3位。

 男子100キロ級は世界王者の羽賀龍之介(旭化成)が初優勝し、同90キロ級はベイカー茉秋(東海大)が2年ぶり2度目の制覇。西山大希(新日鉄住金)が3位だった。

 女子78キロ超級は稲森奈見(三井住友海上)がロンドン五輪女王のイダリス・オルティス(キューバ)に一本勝ちし、2連覇を遂げた。同78キロ級で世界選手権を制した21歳の梅木真美(環太平洋大)は準決勝、3位決定戦で敗れた。ロンドン五輪覇者のカイラ・ハリソン(米国)が2連覇。

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2015年12月6日のニュース