カンボジアを疾走!世界遺産で8000人 有森氏、猫ひろしも…

[ 2015年12月6日 15:24 ]

 カンボジア北西部シエムレアプで6日、第20回アンコールワット国際ハーフマラソンが開かれた。長年運営支援に携わった女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さん(48)をはじめ、8000人を超える国内外のランナーが世界遺産のアンコール遺跡群の中を走り抜けた。

 対人地雷廃絶を掲げる大会は、有森さんが代表理事を務める岡山市のNPO法人「ハート・オブ・ゴールド」がコース設定など運営方法を支援してきたが、2013年からカンボジア側に運営を委ねている。

 参加者は青空の下、12月ながら汗ばむような陽気の中を疾走。第1回から毎回参加してきた有森さんは「今回の運営は完璧だった。これまでの大会では(走っている際に)カンボジアの子どもたちに私から『カモン(頑張れ)』と声を掛けてきたが、今回初めて子どもたちの方から『カモン』と声を掛けてきたのが一番うれしかった」と話した。

 男子ハーフマラソンではカンボジア国籍のタレント猫ひろし(38)が2位に入った。

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2015年12月6日のニュース