福岡国際 佐々木が自己ベストで3位 リオ五輪へ名乗り 川内は8位

[ 2015年12月6日 14:25 ]

 来年のリオデジャネイロ五輪の陸上男子マラソン代表選考会を兼ねた福岡国際マラソンは6日、平和台陸上競技場発着で行われ、元世界記録保持者のパトリック・マカウ(ケニア)が2時間8分18秒で2年連続で優勝した。日本勢は佐々木悟(30=旭化成)が3位、高田千春(34=JR東日本)が5位だった。公務員ランナーの川内優輝(28=埼玉県庁)は8位に終わり、日本人選手3位以内に入ることはできなかった。。

 佐々木は終始先頭集団で走り、32キロすぎからはコエチ(ケニア)と3位争いを展開。粘り勝ちし、自己ベストを更新する2時間8分55秒を記録し、3位に入った。

 10キロ付近から遅れ始めた川内は、先頭集団から大きく遅れ、終盤追い上げを見せたが、及ばなかった。

 ▽リオデジャネイロ五輪への道 枠は3。福岡国際、来年2月の東京、3月のびわ湖毎日で争う。各大会日本人3位以内が選考対象で、本番での活躍が期待される選手を選考。日本陸連が定める2時間6分30秒を切った選手は優先的に選ばれる。

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2015年12月6日のニュース