渡部暁6位「パワーのない選手は不利だった」クログ優勝

[ 2015年12月6日 23:20 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は6日、ノルウェーのリレハンメルで個人第2戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)は6位で、5日の第1戦に続いての表彰台はならなかった。

 渡部暁は前半飛躍(HS100メートル、K点90メートル)で8位につけた。トップと30秒差で出た後半距離(10キロ)では先頭争いに加わったものの、終盤に上位集団から遅れた。

 マグヌス・クログ(ノルウェー)が優勝、4シーズンぶりに通算2勝目を挙げた。永井秀昭(岐阜日野自動車)は31位、渡部善斗(北野建設)は34位、渡部剛弘(明大)は44位、山元豪(早大)は54位だった。

 天候と選手の安全面を考慮し、飛躍はラージヒルではなくノーマルヒルで実施された。

 ▼渡部暁斗の話 思ったより(コースの雪が)硬くなり、僕のようにパワーのない選手は不利だった。まだまだテクニックの改善が必要。しっかり地に足を着けて一試合一試合積み重ねたい。(共同)

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2015年12月6日のニュース