桃子&江里菜組金星 韓国エースペア圧倒 日本初日から負けなし

[ 2015年12月6日 05:30 ]

上田は韓国ペアに快勝し成田(左)とハイタッチ

日韓欧豪女子プロゴルフ対抗戦ザ・クイーンズ第2日

(12月5日 愛知県みよし市 三好カントリー倶楽部西コース=6500ヤード、パー72)
 2人1組で1つのボールを交互に打つフォアサム形式で争われ、上田桃子(29=かんぽ生命)、原江里菜(28=NEC)組が、世界ランク7位の金世ヨン(22)、今季の日本ツアーメジャー2勝の田仁智(21)組を、5アンド4で破る金星を挙げた。チームは3勝1分けで、初日から負けなしの快進撃。勝ち点を22に伸ばした。

 韓国のエース級ペアを圧倒した。3番では残り131ヤードの第2打を原が9Iで1・5メートルにピタリとつけ、上田が沈めてバーディー。体調不良で初日を休養した金世?が2番でOBを放つなど、相手のミスにも乗じて1番から4連続で奪った。常にリードを保ち、4ホールを残して逃げ切った。

 金世ヨンは今季米ツアー3勝で世界ランク7位。田仁智は今季の韓国賞金女王で、全米女子オープンで初出場初優勝したほか日本ツアーで史上最年少メジャー2勝。実力者コンビを撃破した上田は「流れを与えなかったことが大きかったと思う」と喜んだ。チームは3勝1分けで初日から負けなし。初代女王に王手をかけて臨む最終日に向け、上田は「“一人一人が勝ち点を取ってくる”とミーティングで話したし、しっかりやりたい」と意気込んだ。

 ▽競技方法 マッチプレー方式。第1日は各チーム4組のダブルス戦で、フォアボール(2人のうち良いスコアを採用)形式。第2日は各チーム4組のダブルス戦で、フォアサム(1つのボールを交互に打つ)形式。最終日はシングルス戦。勝ち点は勝利3点、引き分け1点、負け0点とし、3日間の合計で争う。同点の場合、総合順位を決めるプレーオフは実施しない。

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2015年12月6日のニュース