男子81キロ級の永瀬「想定外」反則負け つかんだのは裾なのに…

[ 2015年12月6日 05:30 ]

永瀬(右)は李スンス(左)の柔道着のすそをつかんだように思えたが…反則とみなされ敗退

柔道グランドスラム東京大会第2日

(12月5日 東京体育館)
 今年の世界選手権で激戦の男子81キロ級を制した永瀬が、不可解な判定に泣いた。準決勝、指導1をリードしていた2分過ぎに大内刈りから内股を連係させ、さらに相手上着の裾をとり、すくい投げのようなかっこうになったところで反則負け。

 現行ルールでは下半身に対する攻撃が認められないためだが、下半身はつかんでおらず、井上康生監督が審判団に説明を求める事態となった。その後の3位決定戦は一本勝ちして実力を示したが「気持ちを切り替えられたのは収穫だけど(反則負けは)想定外だった」と納得できない様子。井上監督も「継続して説明を求めていきたい」と話した。

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