日本スポーツ仲裁機構 代表選考での透明性を協議 

[ 2015年12月6日 05:30 ]

シンポジウム開催

 日本スポーツ仲裁機構(JSAA)は都内で代表選手選考の問題についてシンポジウムを開き、全日本柔道連盟の山下泰裕副会長らが透明性の高い選手選考の重要性を訴えた。

 日本水連の鷲見全弘総務委員長は、00年シドニー五輪の競泳代表選考が不明瞭だとして千葉すずがスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した問題を契機に選考基準を明確化したことを紹介。問題後は日本水連が独自に定めた高水準の基準タイムを事前公開するなどした結果「競技力が上がった」と強調。柔道では今年の世界選手権代表の選考会議を公開した。

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2015年12月6日のニュース