五輪4大会連続出場のボート岩本が引退「悔しい方が多かった」

[ 2013年8月12日 17:21 ]

 ボート女子軽量級ダブルスカルで五輪4大会連続出場を果たし、9月の東京国体を最後に引退する岩本亜希子(34)=アイリスオーヤマ=が12日、仙台市内で記者会見し「世界のトップで戦いたいと思っていたが、悔しいことの方が多かった」と競技人生を振り返った。昨年のロンドン五輪で組んだ25歳の福本温子(明治安田生命)ら若手が育ち、現役を退くことを考えたという。

 岩本は長野県出身で岡谷南高時代に水泳から転向し、2008年北京五輪で自己最高の9位に入った。「人生の半分以上、ボートをこいできた。ボートは人生そのもので生き方を教わった」と語った。今後は所属先で勤務を続け、裏方としてボート部を支える。

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2013年8月12日のニュース