新谷涙で「まだまだ甘ちゃん」アフリカ勢スパートに屈するも自己新

[ 2013年8月12日 02:48 ]

5位となり涙を見せた新谷

世界陸上第2日・女子1万メートル

(8月11日 モスクワ)
 昨年のロンドン五輪では入賞に一歩届かず9位に終わった新谷だったが、この日はスタート直後から存在感を見せつけた。積極果敢に先頭を奪うと五輪2連覇中のディババ(エチオピア)らアフリカ勢を従えてレースを引っ張った。

 最後の1周直前にディババらの猛烈なスパートに屈したが、自己ベストの30分56秒70で5位入賞。渋井陽子の日本記録30分48秒89に迫る日本歴代3位の快記録となった。新谷はレース直後、涙を見せ「メダルを取らなければこの世界にいる意味がない。まだまだ甘ちゃん」と自らに厳しかったが、見せ場は十分に作った。

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