福士 銅から一夜、祝福メールで実感 次戦は間に合えば駅伝

[ 2013年8月12日 06:00 ]

少年から絵をプレゼントされた福士はお礼に銅メダルを胸にかけニッコリ

世界陸上

 駅伝からリスタートだ。10日の女子マラソンで銅メダルを獲得した福士加代子(31=ワコール)がレースから一夜明けた11日、取材に応じた。今後について、「疲れも出てくるだろうし、休む。駅伝に間に合えば出ますけどね~」と10月27日の実業団駅伝西日本大会(福岡)を目指す意向を示した。

 日本勢の今大会メダル1号となり、レース後は友人から約50件の祝福メールが届いた。「実感が湧いてきた。みんな、“泣いた”とか“感激した”って言ってくれた。みんなが見てくれて良かった」と笑顔。帰国後は「墓参りに行きたいですね。福士家のご先祖さまのね」とメダル獲得を報告するつもりだ。

 年内はマラソンに出場する予定はなく、海外レースなどで野口の持つ日本記録(2時間19分12秒)に挑戦するのは来年以降になる。「マラソンは長い。もうやんない!トラックももういい!もう十分」。モチベーションを取り戻した時、福士がまた42・195キロに帰ってくる。

続きを表示

2013年8月12日のニュース