松山19位で来季米アー出場権獲得!遼29位、ダフナー初V

[ 2013年8月12日 08:09 ]

最終ラウンド、ホールアウトして同組の選手と握手を交わす松山英樹(右)

 男子ゴルフのメジャー最終戦、全米プロ選手権は11日、米ニューヨーク州ロチェスターのオークヒルCC(7163ヤード、パー70)で最終ラウンドが行われ、38位スタートの松山英樹は6バーディー、2ボギーの66と伸ばして通算1アンダーの279で19位となった。賞金約9万3000ドル(約894万円)を加え、来季の米ツアー出場権獲得を確実にした。

 2位から出た36歳のジェーソン・ダフナー(米国)が68で回って通算10アンダーでメジャー初制覇を果たし、賞金144万5000ドル(約1億3900万円)を手にした。石川遼は2バーディー、4ボギーの72と振るわず、2オーバーで21位から29位に下がった。タイガー・ウッズ(米国)は40位で、5年続けてメジャー優勝なしに終わった。

 ▼ジェーソン・ダフナーの話 厳しくて長い一日だった。まだ勝った実感がない。2年前にキーガン(ブラドリー)にプレーオフで負けたことから立ち直って優勝できたことは、本当にうれしい。自信を持ってプレーしようと決めていた。僕のゴルフ人生で大きな一歩になる。

 ▼松山英樹の話 ショットは良くなかったけど、パットがカバーしてくれた。後半はチャンスについて、それをしっかり決められた。練習ではいろいろ試して、まだ何がいいのか自分でも分からない。ショットもそうだけど、試しながらいいプレーができたのは大きい。

 ▼石川遼の話 ショットが全体的に良くなかった。スコアがもっとひどくならなかったのは、ショートゲームでうまくカバーできたから。(大会が)始まる前から感触は良くていいスタートを切れたのに、なかなか上にいけなかった。(共同)

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