男子は杉原プレーオフ制す、女子は沢田が逃げ切る

[ 2013年8月12日 06:00 ]

中学の部を制した沢田(右)と杉原

スポニチ主催文部科学大臣杯争奪平成25年度全国中学校ゴルフ選手権大会第57回個人の部最終日

(8月11日 三重県津市 三重白山ゴルフコース・男子=6730ヤード、女子=6155ヤード、いずれもパー72)
 中学男子は杉原大河(徳島・南部2年)が金谷拓実(広島・昭和北3年)とのプレーオフに競り勝ち優勝。中学女子は沢田知佳(大阪・我孫子3年)が前日の首位を守りきった。

 <中学男子 でっかい夢語る>「相手の胸を借りるつもりで臨んだ」という杉原はプレーオフ1巡目の1番パー4で120ヤードの2打目を52度で4メートルにつけると、2パットでパー。ボギーを叩いた金谷に競り勝った。大会前の目標は3位入賞だったが、それを上回る結果に「とてもうれしいです」と白い歯をこぼした。将来の夢は「マスターズで優勝すること」。来週の日本ジュニアで再び頂点を目指す。

 <中学女子 独走守った>インスタートの沢田は折り返しの1番パー4で第2打をグリーン横に外し、20ヤードの下りアプローチ。打った感覚は「少し強かった」と言うが、これがピンに当たってカップイン。自身も「ラッキー」といたずらっぽく笑ったチップインバーディーで波に乗った。沢田は2日間首位を守っての優勝に「素直にうれしい」とにっこり。さらに「将来は賞金女王になって活躍したい」と“プロ宣言”も飛び出した。

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2013年8月12日のニュース