男子は平石が5差逆転初V、女子はPO制し柏原春夏連覇

[ 2013年8月12日 06:00 ]

高校男子個人の部で優勝を飾った平石

スポニチ主催文部科学大臣杯争奪平成25年度全国高等学校ゴルフ選手権大会第57回個人の部最終日

(8月11日 三重県津市 白山ヴィレッジゴルフコース・男子7035ヤード=パー71、女子6364ヤード=パー72)
 高校男子は15位から出た平石健太(東京・堀越3年)が通算6アンダーの136で初優勝を飾った。高校女子は柏原明日架(宮崎・日章学園3年)が4人によるプレーオフを制し春夏連覇を達成した。

 <高校男子 15位から一気!>5打差をひっくり返して優勝を成し遂げた平石は「ただただうれしいです」と満面の笑みを見せた。勝因は「最終18番で6メートルのバーディーパットが入ってくれたこと」。自宅リビングにパターマットを敷き、毎日1時間ほど行っているパット練習が功を奏した。来週21日からは日本ジュニアに出場予定で「初の全国タイトルを手にして弾みがついた。次も頑張りたい」と飛躍を誓った。

 <高校女子 派手にガッツポーズ>プレーオフ3巡目、10番パー4。5メートルのスネークラインを決めた柏原から派手なガッツポーズが飛び出した。うだるような暑さの中でのプレーに「調子は良くなかった」と顔をしかめたが、「いつも競っている選手とのプレーオフで勝ててうれしい」と春に続く全国制覇に顔をほころばせた。それでも「パーオン率が低い。これでは勝てない」と課題も見つけた柏原。課題を克服し、来週の日本ジュニア、10月の日本女子オープンで上位を狙う。

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