女子バレー24年ぶり4強進出!五輪で中国に初勝利

[ 2012年8月7日 23:25 ]

中国を破って24年ぶりの準決勝進出を決め、喜ぶ(左から)江畑、木村、荒木、竹下、中道の日本チーム

ロンドン五輪バレーボール

 女子準々決勝で、予選A組3位の日本はB組2位の中国をセットカウント3―2で下し、88年ソウル大会以来となる24年ぶりの4強へ進出。04年アテネで金、08年北京で銅と2大会連続メダルを獲得している中国から五輪初勝利を挙げた。

 第1セットは22―24とセットポイントを奪われてから追いつくと、28―26で競り勝ち、五輪の舞台で中国から初めてセットを奪った。第2セットも接戦になったが、23―25で落とす。第3セットも一進一退の攻防が続くが、セットポイントから木村沙織(東レ)が決めて25―23で制した。

 先に中国を追い込んだ迎えた第4セット、序盤は先行されながら15―15と同点に追いついてからはこのセットも激しいつばぜり合いになったが、23―25で落とした。決めた方が準決勝へ進む第5セット、序盤リードしながら8―8と追いつかれると両者譲らない展開に。18―16でもぎ取り競り勝った。木村、江畑幸子(日立)の両アタッカーを中心とした攻撃と堅いサーブレシーブが光った。

 84年ロサンゼルス大会以来28年ぶりのメダルを懸け、準決勝ではブラジルと対戦する。

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