鶴見初メダルならず 段違い平行棒で7位…リオに意欲

[ 2012年8月7日 06:00 ]

体操女子種目別決勝、段違い平行棒の演技を終えた鶴見虹子はバツラー・セルギー・コーチと笑顔で握手

ロンドン五輪体操

 ハイレベルなメダル争いに絡めなかった。種目別決勝の段違い平行棒で、09年世界選手権同種目銀メダリストの鶴見虹子(19=日体大)は、14・966点で7位。難度を示す演技価値点で上位とは大差をつけられ、「まだそこまでのレベルじゃなかった」とサバサバした表情を浮かべた。

 今大会は09年世界選手権で銅メダルを獲得した個人総合にはエントリーできず、この種目に懸けていた。「順位よりも自分が完璧な演技をできたのが一番。満足してます」。昨年10月に塚原監督の指導方針が合わずに朝日生命を退部し、一時は現役引退も考えたが、今年4月に日体大に入学。新たな環境でたどりついた夢舞台だった。「(大学で)あと3年半はやっているんで、リオまでやってるかもしれない」と4年後にも意欲を見せていた。

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2012年8月7日のニュース