デュエット乾、小林組決勝進出 メダルは厳しいか…

[ 2012年8月7日 06:00 ]

デュエット・フリールーティン予選、水しぶきを上げる乾(右)、小林組

ロンドン五輪シンクロ

 日本が一度もメダルを逃したことがないデュエットで予選のフリールーティン(FR)を行い、乾友紀子、小林千紗組(井村シンクロク)は93・200点をマーク。5日のテクニカルルーティン(TR)との合計186・400点で8組の演技を残して3位につけ、12組による決勝進出を決めた。

 トップ3との技量の差は歴然としていたが、乾、小林組は持てる力を出し切った。乾は「ハードだったけど最後まで歯を食いしばって泳げた」とうなずいた。シンクロが五輪で採用された84年ロサンゼルス大会以来、日本はこの種目で一度もメダルを逃していないが、現状ではロシア、中国、スペインの3強に割って入るのは極めて難しい。決勝ではこの日のように、伝統国の意地が詰まった演技を見せたいところだ。

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2012年8月7日のニュース