美人ハードラー木村 涙の予選落ち「悔しい」

[ 2012年8月7日 06:00 ]

女子100メートル障害の予選を走り終えて涙をぬぐいながらミックスゾーンを歩く木村文子

ロンドン五輪陸上

 陸上女子100メートル障害予選が行われ、第1組で登場した美女ハードラーの木村は13秒75の7着に終わり、準決勝に進めなかった。「スタートは調子が良くて、思っていた以上のものが出た」と快調に飛ばしたが、5台目のハードルを越えたあたりで足がもたつき失速。「後半崩れてしまって悔しい」と涙をこらえるのに必死だった。

 初出場の夢舞台。「13秒04の自己ベストを更新したい」と臨んだが、目標に0秒71も及ばなかった。準決勝で日本記録の13秒00を更新するのが最大目標だったが、かなわなかった。地元広島は、この日が原爆記念日。「いい報告ができたらよかったけど、できなくて悔しい」と話すと、かわいらしい顔が涙で崩れた。

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2012年8月7日のニュース