交代要員の淡路が奮闘 試合出場してようやく五輪選手に

[ 2012年8月7日 06:00 ]

フェンシング男子チームフルーレ決勝、相手の突きをかわしながら攻撃する淡路

ロンドン五輪フェンシング フルーレ男子団体

 33―35の場面で、この日初登場の淡路が出場した。相手のカッサーラが1メートル92の長身で相性の良くない三宅に代わりチームが勝負を懸けた。

 「イタリア戦に出るという話を聞いていた。準備はきちんとできていた」と淡路。出だしの連続ポイントで35―35と追いつくが、結局37―40で終わった。団体に認められる選手枠は3人だったため、淡路は日本選手団には含まれない交代要員登録。選手村にも入れず近くに部屋を借りていたが、試合に出ることで初めて五輪選手となった。

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2012年8月7日のニュース