「セクシー田中さん」の漫画家・芦原妃名子さん死去 日テレが哀悼の意 94年デビュー、少女漫画多数

[ 2024年1月29日 18:00 ]

芦原妃名子さん公式X(@ashihara_hina)から

 日本テレビで昨年10月に放送された連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、漫画家の芦原妃名子さんが29日、死去していたことが分かった。

 日本テレビが同日、ドラマの公式サイトで「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」と伝え、「2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして、日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただいた脚本を決定原稿として、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております」と哀悼の意を表した。

 芦原さんは今月26日、自身のX(旧ツイッター)で、脚本をめぐって局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったことに対して「色々悩んだのですが、今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、小学館とご相談した上で、お伝えする事になりました」と、3本に渡る長文投稿で経緯を説明し、視聴者に向けて謝罪していた。

 この告白は大きな反響を呼び、28日に芦原さんは「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」とし、当該の投稿を削除。上記についてつづったブログも閉鎖した。

 芦原さんは、1994年に小学館「別冊少女コミック」に掲載された「その話おことわりします」で漫画家デビュー。主に少女漫画を手掛け、2005年に少女が大人になるまでの恋模様などを描いた「砂時計」で第50回小学館漫画賞少女向け部門を受賞。その後、同作品はTBS系「愛の劇場」枠でテレビドラマ化や映画化もされた。また、12年10月には日本テレビで「Piece」がテレビドラマ化されている。

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