「セクシー田中さん」芦原妃名子さん死去 日テレがドラマ制作の経緯説明「許諾いただいた脚本を…」

[ 2024年1月29日 18:35 ]

芦原妃名子さん公式X(@ashihara_hina)から

 日本テレビで昨年10月に放送された連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、漫画家の芦原妃名子さんが29日、死去していたことが分かった。

 日本テレビは同日、ドラマの公式サイトで「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表し、「2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして、日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただいた脚本を決定原稿として、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております」と説明した。

 「セクシー田中さん」は原作は小学館「姉系プチコミック」で連載中。昼間は周囲から変人扱いされている経理部のOL、夜はレストランでベリーダンスを踊る超セクシーなベリーダンサーという2つの顔を持った我が道を行くアラフォー女性が主人公で、周囲の人々を含めた生きざまを描いた作品。

 ドラマでは女優の木南晴夏が主演し、その変身ぶりが大きな話題を呼んだほか、芯の通った意思の強さや生き方に感銘受ける声がネット上でも相次ぎ人気となった。

 一方で、芦原さんは自身のX(旧ツイッター)で、脚本をめぐって局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったことに対して、視聴者に向けて謝罪。その後、当該の投稿を削除し、上記についてつづったブログも閉鎖していた。

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