世界がひれ伏す天才ピアニスト藤田真央の衝撃告白「ぼくは音痴」 その悩み救った大作曲家とは!?

[ 2024年1月29日 21:48 ]

世界中のクラシック音楽関係者からの尊敬を集める天才ピアニストの藤田真央(自身のXより @maofujita_piano)

 「モーツァルトの生まれ変わり」と世界中で高く評価されているピアニストの藤田真央(25)が、28日放送のTBS系「日曜日の初耳学」で、予備校講師の林修氏と対談を行った。

 22年に発売されたデビューアルバムは世界160カ国でリリース。コンサート依頼が殺到し、3年先までスケジュールはビッシリという。番組に出演しているヴァイオリニストでタレントの木嶋美優は「世界で一番有名な日本の音楽家は小澤征爾さんなのですが、藤田くんは今ではその次に来る人」と証言する。

 林氏は特にクラシック音楽に精通しているわけではなく、まずは会話のきっかけに「私は“のだめカンタービレ”が大好きで、ドラマも映画も全部見たんです」とアピールしたものの、藤田はあまりピンと来ていない様子。世界を飛び回り、家では四六時中ピアノの前に座っているため「日本のドラマや映画などはほぼ見たことがないんです」と、せっかくの林氏の歩み寄りにも申し訳なさそうな表情。「最後にみたのは、えーっと、海猿?」というほどドラマに疎かった。

 ただ、音楽の話になると生き生きした表情。特に造詣の深いモーツァルトについては、その才能、革新性について延々と語った。

 そのリスペクトしてやまないモーツァルトは藤田を救った存在でもあった。「ぼくは音痴なんです」と、世界がひれ伏す才能のピアニストによる衝撃の告白に、林氏も思わず「え?」と聞き直す。「でも、絶対音感はお持ちなんでしょ?」と聞くと、藤田は「生まれながらの絶対音感ではなくて、訓練して会得した絶対音感なんです。生まれながらは音痴なので、どっちが勝つのかなと思っていたんです。そしたら音痴が勝っちゃったんです」と、自身の中でとてもショッキングだった出来事を明かした。しかし、それを救ってくれたのがモーツァルトだった。

 「彼も悩みを手紙に書いているんです。音痴だって。それを知って、ああ、モーツァルトが音痴なんだったら私も音痴でいいじゃんと思って、助けられました」

 現在はドイツ在住。日本とは環境も激変しているはずだが、藤田は「何も困ることはないです。だって、家でずっと練習しているだけですから。それは日本にいる時と変わらない。日本がドイツに変わっただけ」とあっけらかんと話した。

 ただ、一点だけ許せないことがある。

 「プロ野球だけは毎日ネットでチェックしているんです。ただヨーロッパの場合、これだけは声を大にして言いたいのですが、“スポナビ”が使えないんです。Yahoo!が制限されているからなんですが、これ、私は本当に不便です」と、初めて少し怒った表情。「選手がどれだけ打ったか、どういうピッチングをして、どう打たれたか、そういうのを知りたいのに…。すごい遺憾に思います」と沈んだ声で語り、林氏の笑いを誘っていた。

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