南部虎弾さん告別式 松村邦洋がタイガースのユニで参列 「楽屋でサソリを…」衝撃秘話も明かす

[ 2024年1月29日 13:50 ]

<南部虎弾さん・告別式>取材に応じる松村邦洋(撮影・村上 大輔)
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 脳卒中のため20日に72歳で死去した「電撃ネットワーク」のリーダー南部虎弾(なんぶ・とらた、本名・佐藤道彦=さとう・みちひこ)さんの葬儀・告別式が29日、都内で営まれた。約150人が参列し、南部さんをしのんだ。

 28日に行われた通夜で、南部さんの妻の意向で“喪服禁止”に。電撃のメンバーがステージ衣装の赤のつなぎ姿で参列、弔問客も色とりどりの派手な衣装で出席。この日の葬儀・告別式でも、お笑い芸人やファンは普段着や電撃のTシャツに身を包むなど、思い思いの服装で出席した。

 プロ野球・阪神のユニホーム姿で参列していたタレントの松村邦洋は報道陣の取材に応じ、「ネタを作ることに一生懸命な人だった。芸には厳しいと言われているけど、根元はすごく優しい方だった。ちょうど僕が太田プロに入ったときに、ダチョウさんが3人になって。南部さん1人でやられていて、そこから裸一貫で電撃ネットワークをここまでやっているのはすごい憧れで尊敬していますね」としのんだ。

 また、野球についても意気投合していたそうで「野球がすごい好きで、いつも『阪神!阪神!』と言っていた。昨年の日本一を見た時は凄く喜んでいた。シーズン中『阪神はいつ優勝するんだ?』と何度も聞かれた。すごく阪神が好きな方だった」と振り返った。

 また、楽屋での“伝説”も披露。サソリを度々放っていたといい、「『孵化(ふか)しなければいいだろ』と言っていて、3回ぐらい楽屋にサソリがいたのを見かけた。ザリガニならドッキリで使ったりするのはわかるけど、サソリだったので一歩上にいっていた」と尊敬の思いを込めて語った。

 葬儀・告別式は午前11時12分に出棺。棺には舞台衣装のつなぎとサングラスが入れられた。電撃のメンバーらが南部さんの棺を担ぎ、テーマ曲に合わせて「おい!おい!」という声を上げながら運んだ。最後に花束を棺に乗せ、クラッカーを鳴らして南部さんを見送った。

 ▽主な参列者 ビトタケシ、猫ひろし、ウド鈴木、松村邦洋、アントキの猪木、赤井英和、JP、パックン(パトリック・ハーラン)、元お笑いコンビ「2700」ツネ(順不同)

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