大島由香里 一児の母として身近に感じた児童手当の現実「子ども世代へのお金をカットするようにしか…」

[ 2023年2月27日 21:56 ]

フリーアナウンサーの大島由香里
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 フリーアナウンサーの大島由香里(39)が27日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後8・30)に生出演。一児の母として身近に感じた国の少子化対策や政策について明かした。

 番組では自民党の萩生田光一政調会長の少子化対策として新婚世帯に対する住宅支援の必要性を強調したニュースについて扱った。萩生田政調会長は児童手当の所得制限撤廃に関しては「検討の価値がある」と指摘しつつ、新たに1500億円の財源が必要だと説明。「1500億円あれば、(新婚世帯が入居する公営住宅の)風呂やトイレを新しくしてあげたい」と述べた。

 大島は「何で少子化になるかと言ったら金銭的不安があるから子どもを産む気になれないという人が多いのかなと思います」と語った上で、身近に感じた児童手当の現実を明かした。

 大島は昨年の10月から保育園の補助金の申請のために書類が細かくなり、何時間通った事などを明記しなければならなくなったという。その中で今までもらえていた補助金が数時間足らないだけで大きな減額になってしまったようだ。「今までもらえていたものが、細かい数字を出すことでカットされたということは、いかにして子ども世代に払うお金をカットすることを考えているようにしか感じない」と率直に感じたことを口にした。

 「もっと子供のためにお金を使う姿勢を見せないとそりゃ子どもを育てる気になれないよなという出来事が身近で起こったので、少子化対策はちょっと厳しいなと思いましたね」と今の日本の少子化対策ではかなり厳しい話し、この話題を締めた。

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2023年2月27日のニュース