韓国男性グループ「Stray Kids」初のドーム公演 30曲熱唱「ほんまに幸せな時間をありがとう」

[ 2023年2月27日 04:00 ]

初のドーム公演を行った韓国の8人組「Stray Kids」(左から)バンチャン、スンミン、アイエン、リノ、ハン、ヒョンジン、チャンビン、フィリックス
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 韓国の8人組ボーイズグループ「Stray Kids」が26日、初のドーム公演を行った。昨年から世界10都市23公演を巡ったワールドツアーの日本公演。京セラドーム大阪で25日から2日間にわたって行われ、合計9万人を動員。代表曲「MANIAC」「Thunderous」など全30曲を披露し、熱いステージを繰り広げた。

 声出しが解禁となった会場に、STAY(ファンの呼称)の歓声が響き渡る。メンバーのハン(22)が「昨日は眠れなかったよ!」と語りかけ、チャンビン(23)も「さすがに圧倒。こんなに多くのSTAYに会えてうれしい!」と満面の笑みを見せた。メンバーの即興パートではスンミン(22)が宇多田ヒカルの「First Love」を、アイエン(22)が平井堅の「瞳を閉じて」のカバーを歌唱。迫力あるハイパフォーマンスで、ドームを熱気の渦に包んだ。

 2017年に韓国で放送されたサバイバル・リアリティ番組「Stray Kids」から選出されたメンバーで結成。18年にミニアルバム「I am NOT」でデビューすると、翌19年にワールドツアーを敢行した。22年に発表した2枚のミニアルバム「ODDINARY」「MAXIDENT」は、いずれも米アルバムチャート「Billboard 200」で1位を記録。メンバー自ら作詞作曲プロデュースを手掛けながら、世界的アーティストとしてワールドワイドに活躍している。

 20年に日本デビューし、国内での人気も高い。今月22日に発売したばかりの日本初のアルバム「THE SOUND」は、オリコンデイリーアルバムランキングで1位を獲得。今回のワールドツアーも日本では計4公演行われたが、全公演即日ソールドアウト。会場のキャパに対して10倍以上の応募が殺到した。

 入手困難な“プレミアムチケット”を手にしたファンと交流しようと、メンバーたちはトロッコで登場する場面も。最後にバンチャン(25)が「ほんまに幸せな時間をありがとうございます!」と流ちょうな関西弁で感謝を伝え、温かい声援が届いていた。

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2023年2月27日のニュース