堺雅人がTBS日曜劇場に帰ってくる 「半沢直樹」手がけた福澤克雄氏と再タッグ 7月期「VIVANT」

[ 2023年2月27日 04:00 ]

7月期のTBS日曜劇場「VIVANY(ヴィヴァン)」に出演する(左から)松坂桃李、二階堂ふみ、堺雅人、阿部寛、役所広司
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 俳優の堺雅人(49)が7月期のTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)に主演する。主演した大ヒット作「半沢直樹」シリーズと同じく、同局の福澤克雄監督が手がける新作。この強力タッグに加え、主演級の共演者がそろう大作だ。

 福澤監督が初めて原作を考案したオリジナルドラマ。堺は2020年放送の「半沢直樹」以来、3年ぶりの連ドラ主演となる。「福澤監督は全身全霊でぶつかれば全身全霊で応えてくださる方。意気込みしかない」と力を込めた。

 阿部寛(58)、二階堂ふみ(28)、松坂桃李(34)、役所広司(67)と共演者も超豪華。福澤監督作品には、阿部が「下町ロケット」や「ドラゴン桜」、役所が「陸王」に主演しており、その演出法は熟知している。堺との化学反応が楽しみだ。

 この5人がどんな物語を展開するのか気になるが、今作はストーリーや役柄を初回放送まで一切明かさないという異例の手法を取る。キャッチコピーは「敵か味方か、味方か敵か―冒険が始まる。」。これだけがヒント。福澤監督がラジオで聞いたある話をきっかけに企画した物語で「視聴者の予想を次々と裏切っていくエンターテインメント」としている。

 福澤監督は半沢直樹をはじめ、弱者が強者に立ち向かう人間ドラマを数多く手がけてきた。今作も人間の生きざまをしっかり描きながら、敵味方に分かれてぶつかり合う姿を描く作品となりそうだ。

 出演者は既に台本を手にしている。堺は「あまりに壮大で複雑でスピーディーな物語」と話しており、福澤作品特有の展開の早さは今作でも見られそうだ。役所は「一人一人のキャラクターがミステリアス。次はどうなるんだろう?と刺激的かつスケールが大きいドラマになる」と分析している。

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2023年2月27日のニュース