「どうする家康」第8話は12・1% 半蔵“遅参”など話題 同時間帯横並びトップ&トレンド世界1位

[ 2023年2月27日 09:30 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は26日、第8話が放送され、平均世帯視聴率は12・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが27日、分かった。前回第7話(2月19日)の13・1%から1・0ポイント減となったものの、同時間帯(後8・00~8・43)横並びはトップ。今川義元(野村萬斎)の再登場や服部半蔵(山田孝之)の“遅参”が話題に。「#どうする家康」が放送中から8週連続ツイッター世界トレンド1位に輝くなど、反響を呼んだ。

 <※以下、ネタバレ有>

 横並びはテレビ朝日「ザワつくバス旅×じゅん散歩×帰れマンデー テレ朝人気旅全部集まっちゃいましたSP」(後7・00~9・55)の10・9%を抑えた。

 配信全盛時代となり「リアルタイムの世帯視聴率」は急激に低下。ゴールデン帯(午後7~10時)の総世帯視聴率(HUT、関東地区)は、

 2021年(21年1月4日~22年1月2日)=58・0%
 2022年(22年1月3日~23年1月1日)=52・8%

 5・2ポイントも激減。これに伴い、全番組の数字が低下している。

 大河ドラマも年々、配信「NHKプラス」「NHKオンデマンド」による視聴が増加。NHKプラスにおける今作初回の視聴数は、同サービスで配信された同局の全ドラマ初回の中で歴代最高を記録した。午後6時からの先行放送(BSプレミアム)を選ぶ大河ファンも少なくない。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第8話は「三河一揆でどうする!」。本證寺から年貢を徴収しようとする松平家康(松本潤)に対し、一向宗徒が三河各地で一揆を起こした。家康は武力による抑え込みを図るが、一向宗側には有能な軍師がいるらしく、すべての作戦が裏目に出る。松平昌久(角田晃弘)など周囲の領主が寝返り、家臣の夏目広次(甲本雅裕)まで裏切る中、家康は服部半蔵(山田孝之)に内乱を仕掛けることを命じる。寺に潜入した半蔵が目にした空誓(市川右團次)を補佐する“軍師”の正体とは…という展開だった。

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2023年2月27日のニュース