田中聖被告に実刑 フジ解説委員が判決理由を解説「バッサリ実刑。とても評価されると思う」

[ 2023年2月27日 19:21 ]

田中聖容疑者
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 フジテレビの平松平松秀敏解説委員が27日、同局系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に生出演し、覚醒剤取締法違反(使用、所持)で懲役1年4カ月の実刑判決を受けたアイドルグループ「KAT―TUN」の元メンバー田中聖被告(37)の公判について解説した。

 田中被告は昨年6月、名古屋地裁で同法違反の罪で執行猶予判決を受けた。その9日後、千葉県柏市内で覚醒剤を所持、使用したとして、再び同法違反の罪に問われた。“名古屋事件”は判決後に控訴しており、審理は高裁でやり直しに。そのため、その直後に始まった“千葉事件”の審理が初犯扱いで行われるという、法の穴を突いた裁判と注目された。

 この日、千葉地裁松戸支部で開かれた千葉事件の判決公判では、「執行猶予中にも関わらず、10日足らずで薬物への親和性から一連の犯行に及んでいる」とし、実刑判決の理由を説明した。平松解説委員は「ルール上は初犯として扱うべきなんでしょうけど、薬物に厳しく出ようということで、バッサリ実刑判決を言い渡した。とても評価されると思う」と解説した。

 ジャーナリストの柳澤秀夫氏も「当然の判断、判決だと思います。穴があるのであれば、裁判で判例を重ねることでふさいでいくことが、同じことが起きないための決め手になっていく」と、司法の判断を支持した。

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